衝動に駆られるほど集中できるよね

「ドラえも~ん! 双子の子供が欲しいよ~!」

テケテケン
「ふたごグミ~!」
「妊娠中の娘がこれを食べると、双子が生まれやすくなるんだ」

「すごい!タピオカジュースに混ぜてしずかちゃんに飲ませよう!」



「1048576つ子が生まれてきちゃったよ!どうしよう!」
「ありゃりゃ」



~もしもドラえもんの連載が続いてひみつ道具のインフレが続いてたら~







……今日は「お布施」と「批判」みたいな話なんですが。



現在のエンタメコンテンツの多くは、ほとんど「お布施」的な考え方で成り立ってると思っているんですが。
正確にいうと「インドア系エンタメ」になるのかな。

前から話してる通り、今無料もしくは定額で一生困らないくらいエンタメが溢れてるわけですよ。
音楽なり動画なりゲームなり。

高クオリティの作品を安価で提供することをビジネスとして成り立たせるためにいろんなシステムがありますが、
もちろん誰でもできる簡単なことではないですよね。

その状況をファンがサポートするために「お布施」的にお金を集金するシステムがあると思っていて。
無料で観れるアニメのBlu-rayが高額だったり。
ゲームならデラックス版とかコスチューム差分DLCとかがあったり。
今の時代でいうとわざわざCDを買うことすらお布施になるのかなと。

それって、作品を通じてもらった感動とか興奮に対する気持ちだと思うので、すごく健全なシステムだと思うんですよね。
まぁ良い出し方だと思われなかった場合「特典商法」とか「DLC分作商法」みたいに言われることもあるけど。

そういうのも含めて残酷なほど成果主義になっているんですよね。

だからこそ、界隈を活性化させるためにもお布施をする人に対して素晴らしい行いをしていると称えないといけないと思うのですが。
どちらかというと「お布施」に対して否定する声の方が多い気がします。



なんなんだろうね。

ひとつは「みんな余裕がないから」というのがあると思ってて。

例えばツイッターで、お布施をしたよ!みたいなのに対して
「承認欲求のためにやっててキモい」みたいな嫉妬とかがどうしても出ちゃうじゃん。
それで、直接リプで難癖付ける人もいれば
全然違うところで「そういうのキモいよね」「金の無駄じゃん」みたいな事言いだす人もいたり。

(この場合、お布施してるオタク側が承認欲求丸出しすぎて普通にキモいという場合もありますが)

で、その流れを見つけたアンチとかが便乗して
「◯◯界隈はキモいやつが多い」「情弱商法に引っかかってるチー牛」「信者ビジネス」
みたいなネガキャンムーブを始めたりするわけですよ。

これって悪意ある場合がほとんどなんですが。
それこそ2chみたいな掃き溜めで過ごすのに慣れてる人って、息を吐くようにそういう発言するんですよね。

だから正面から相手しても意味ない場合が多くて。
楽しんでる人とか成功してるものを批判してちょっかいかけると、自分が何か変えている気分になって気持ちいいんでしょうね。

どんなコンテンツも「捉え方によっては悪い面」とか「歴代最高作品と比べて劣っている点」とかは絶対あるので、
そこをついたりするだけで批判することは簡単なんですよ。

あとよくあるのは「一貫性の無さ」とかですね。
制作者の過去の発言を引っ張り出して「この時と言ってること違う」「軸がブレてる」とかいうやつ。
都合があって変えざるを得なかったり、価値観が変わって意見もかわったとか色んな理由があると思うけど。



自衛とための対策としては
「自分が踊らされないように気をつけよう」
「悪意に対してはスルーを徹底しよう」
というだけなんですが。「感情」を揺さぶってナンボの界隈だと思ってるので
ずっと冷静でいるのは難しいですよね。

イライラしちゃうのは仕方ないけど
よその足を引っ張るより、自分なりの「推し活」を見つけて貫いて欲しいと思いますね。

あと「推す」ことはいいんだけど
「盲信」はやっぱりあらゆる意味で悪い影響があると思うので、そうなってないかは気をつけるといいのかなと。

「理屈とかどうでもよくてこの人の作品とか意見が絶対なんだ!」みたいな盲信のパターンは特に良くなくて。
その意見のままアンチと戦うとレスバに勝てないというか、アンチでもない人たちからも「こいつやべぇな」ってなっちゃうから。

その切り口とは別に「特定のコンテンツだけ盲信していると、そこが落ち目になった時に精神不安定になっちゃうから分散させて方が良い」
みたいな打算的な考えも必要かなと思います。

特に推してたのが個人だった場合、その人が引退したり亡くなったりした時の喪失感とかもかなりキツいだろうし。



……言いたかったことして。

俺が何でも極力金を使わずに楽しもうとする人間だからこそ、金かけてる人にはリスペクトするべきだと思ったというところから。

そういう人たちが今後も気持ちよくお金を使ってもらうサポートくらいはしていきたいなと思い、
それにあたって「アンチ」とか「否定的世論」の存在はかなり邪魔くさいので、そういうのに踊らされないようにして欲しいなという話でした。

アフィブログとかTwitterインフルエンサーとかアンチを焚き付けて飯食ってるような界隈の奴らもいるから、そういうのには特にね。



誰かとこういう話したいな。
そもそも相手がいないし、いたとしても重たくてダルい話だからなかなか難しいかな。